実家にものが多く、親に片付けてと頼むと揉めてしまうという悩みはありませんか? 高齢になればなるほど片付けができなくなり、放っておくとゴミ屋敷になってしまいます。
実家の親は片付けが苦手。高齢になるにつれ物がどんどん増えていき、もしものことがあった場合、大事なものがどこにあるかわからない、という不安から実家の片付けを決意しました。
でも、いざ実家の片付けをしようと思っても捨てたくない母と捨てたい娘。試行錯誤の結果、実家の片付けを成功させるには心構えと効果的な言葉があることに気がつきました。
この記事では、実家の片付けを成功させるために片付けられない親とどう関わるか、おすすめの言葉についても紹介します。
親が実家を片付けられない3つの理由

離れて暮らす高齢の親が実家を片付けてくれない、と悩む人は多いです。親が家を片付けられない理由は以下のとおりです。
- ものを捨てない価値観が根付いている
- 高齢になると必要/不要の判断がつけられなくなる
- 高齢になると体力が衰える
ものを捨てない価値観が根付いている
高齢の親はオイルショックを経験。ものがないことの不安からものを捨てない価値観が根付いています。
高齢になると必要/不要の判断がつけられなくなる
認知症でなくても、加齢により認知機能が低下します。認知機能とは理解力や判断力、記憶力や言語理解力などで、低下すると日常生活に影響を及ぼします。(参考:健康長寿ネット認知機能の老化)
高齢になると体力が衰える
加齢により筋肉量が低下します。また、病気やケガをするとそれがきっかけとなり動かなくなり、ますます筋力が低下していきます。(参考:健康長寿ネット運動機能の老化)
片付けられない親とうまく関わるための心構え

片付けられない親とうまく関わるための心構えは以下の3つです。
- 親の気持ちを尊重する
- 親を否定しない
- 一緒にやる
親の気持ちを尊重する
親と価値観が違うことを理解し、親の気持ちを尊重します。
親を否定しない
親に限らず否定されると拒否反応が出て喧嘩の原因に。片付けられないことを指摘するのではなく、寄り添うことが重要です。身内ではなく、クライアントだと思って接するのもおすすめです。
一緒にやる
指示するのではなく、一緒にやるようにして片付けられたら褒めることも忘れずに。片付けられたという成功体験を味わうことで、片付けに前向きになってくれます。

実家の片付けで親と喧嘩しない方法
魔法の言葉(効果的なフレーズ)
実家の片付けで親と揉めてしまった、喧嘩してしまったという経験がある人は、以下の言葉を使ってみてください。実際使ってみて効果的だった言葉を紹介します。
効果的な洋服の断捨離方法
洋服の断捨離では、親に実際に着て姿見で全身を見てもらい、捨てるかどうかを判断してもらう方法が効果的です。
洋服だけ見て、いらないものを判断してもらうと似合っていた頃の記憶で捨てられなくなります。実際に着てみると鏡に映った自分の姿を客観的に判断できるので、あっさり捨てられます。
親が実家を片付けられないと諦めないで!効果的な方法で解決できる
母親が実家を片付けられないから手伝ってあげようと片付けについて話すと揉めて喧嘩になってしまう。片付けが原因で親との関係が悪くなり、片付けを諦めてしまう、というのは避けたいですよね。
高齢になると片付けられなくなる理由を理解することが重要。効果的な言葉や方法で親と一緒に片付けをして実家の片付けを成功させてみませんか?

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